Cessna Skyhawk 172SP フライト ノート


フライト プランの作成および航空機の操縦は、航空機の重量、天候、滑走路の状態などのさまざまな要因によって影響を受けます。次の推奨飛行パラメータの一覧は、国際標準大気 (ISA) 状態の日に最大離着陸重量で飛行を行うための概算値です。

重要 : 以下の内容は Flight Simulator でのみ使用することを前提としています。実世界で飛行するために、実際の航空機マニュアルの代わりに使用することはできません。

注意 : Flight Simulator の他のすべての航空機と同様、V 速度とチェックリストはニーボードに表示されます。飛行中にニーボードを表示するには、Shift + F10 キーを押すか、または [航空機] メニューの [ニーボード] をクリックします。

注意 : フライト ノートの速度は、すべて指示対気速度で表されています。これらの速度を基準として使用する場合は、[リアリティの設定] ダイアログ ボックスの [指示対気速度で表示] がオンになっていることを確認してください。諸元表に記載されている速度は、真対気速度で表されています。

標準設定では、この航空機は燃料とペイロードが最大の状態になっています。大気条件や高度などの要因にもよりますが、総重量が軽い場合はパフォーマンスが変化します。

所要滑走路長

ISA 状態、海面高度で 960 フィート (292.6 m)

注意 : 離着陸に必要な滑走路の長さは、航空機の重量、標高、向かい風、フラップの使用、周辺の気温などのさまざまな要因で決まります。重量が軽い場合、気温が低い場合、また向かい風がある場合は滑走路の所要長はより短くなります。標高や気温が高い場合は、滑走路の所要長はより長くなります。

エンジン始動

フライトを開始すると、エンジンは自動的に始動します。エンジンを停止した場合は、Ctrl + E キーを押すと自動始動の手順を開始できます。エンジンの始動操作を手動で行う場合は、ニーボードのチェックリストの手順に従ってください。

タキシング

タキシング中の出力は、1,000 RPM 前後に設定します (混合気コントロールをいっぱいに押し込みます)。誘導路を走行するときは、ラダー ペダルで機首を左右に操作して方向を制御します (ジョイスティックの場合は、スティックをひねります。ラダー ペダルの場合は、ラダー ペダルを操作します。キーボードの場合は、テンキーの 0 キー (左) または Enter キー (右) を押します)。

フラップ

通常の離陸では、セスナ社はパイロットの判断でフラップを 0 ~ 10°に設定することを推奨しています。フラップを 10°に設定すると、離陸滑走が約 10% 短くなります。

離陸

離陸前チェックリストの項目をすべて実行し、滑走路の状態に応じて、F7 キーを押すか、フラップ レバーをクリックして、フラップを 0°または 10°に設定します。

機体を滑走路の白いセンターラインに揃えたら、ジョイスティックのスロットルを操作するか、または F4 キーを押して、スロットル コントロールをフル パワーにします。

上昇

3,000 フィート (914.4 m) までは、フル スロットル、フラップなし、混合比最大濃度で、約 75 ~ 85 ノットで上昇します。3,000 フィートを超えたら、混合気を薄くして、エンジンがスムーズに操作でき、最大の回転数を発揮できるようにします。

巡航

巡航高度は通常、風や天候などの要因によって決定されます。飛行経路に沿って気象を作成した場合、これらの要素を考慮してフライト プランを作成してもよいでしょう。最適な高度は、そのときの機体装備および総重量で燃費が最も良くなる高度です。ここでは、高度の選定について詳しくは触れません。ただし、通常の吸気式のエンジンを搭載した航空機では、6,000 ~ 8,000 フィート (1,828 ~ 2,438 m) が最も効率が良い高度であるということを覚えておくとよいでしょう。この高度の範囲では、使用可能な出力、燃料効率、および真対気速度のバランスが最適になります。

セスナ 172SP の巡航では、45 ~ 75% の出力設定が理想的です。3,000 フィート (914.4 m) を超えたら、最適なパフォーマンスを得られるように、混合気を薄くします。詳細については、「エンジンの制御」を参照してください。

降下とアプローチ

出力を 2,100 RPM に下げ、降下率を毎分約 450 フィート (139 m) に設定します。

着陸

ファイナル アプローチでは、フラップを完全に下げ、65 ノットの速度で着陸するようにします。滑走路の進入端のすぐ先の 1 点を選択し、目標とします。風防ガラスからの視界で、その 1 点が静止して見えるようにピッチを調整します。出力は約 1,500 RPM のままで、滑走路に向かって飛行します。前輪が接地しないようにしながら、スロットルをゆっくりと完全に引き、接地の寸前にフレアをかけます。主輪を最初に接地させます。フラップを完全に下げずに、フレアをかけて少し浮揚させます。

接地したら、. (ピリオド) キーを押してブレーキをかけます。滑走路を離れて、主翼のフラップを上げます。