定期運送用操縦士レッスン 2: ブリーフィング:降下とエネルギー管理


このレッスンでは、巡航高度から降下し、特定の地点に指定された高度で到達するための計画と制御の方法について学習します。

終了までの予定時間

30 分

必要な知識と技能

このレッスンを始める前に、「訓練操縦士」、「自家用操縦士」、「事業用操縦士」、および「計器飛行操縦士」のレッスンをすべて修了している必要があります。レッスンを開始する前に講義をよく読んでおくと、学習する技能や使われる用語をより深く理解することができます。

気象

層状の雲があります。風は穏やかです。

推奨チャート

なし

フライトについて

このレッスンの目的は、ボーイング 737-800 で、巡航高度から特定の地点に特定の高度で到達する操縦に慣れることです。レッスンは、FL280 でスポケイン VOR の 255 度ラジアルをアウトバウンドで飛行しているところから開始します。DME は約 90、速度は 300 ノットです。WITRO インターセクションで、250 ノットに減速します。SWAUK インターセクションで降下を始め、PAE VOR を 8,000 フィート (+500 フィート以内) で通過します。降下中に、必要な降下率を計算する方法と、降下の進み具合を監視する方法について説明があります。KSEA へのアプローチの最後まで飛行したい場合は、そうしてもかまいませんが、アプローチを飛行しなくてもこのレッスンは修了したことになります。この部分では、教官からは必要最低限の助言しかありません (着陸を練習する絶好の機会です)。

レッスン全体をとおして、手動で操縦することも、自動操縦を使用することもできます。このレッスンでは自動操縦装置の使用方法についての説明はないので、自動操縦を使用する場合は自分で操作方法を学習しておく必要があります。

必要なキー操作

このレッスンでは特にありません。

フライトの合格基準

次の状態を維持する必要があります。

  • 対気速度は指定の速度から 15 ノット以内であること。
  • 高度は指定の高度から 300 フィート以内であること。
  • コースは指定のコースから 5 度以内であること。
  • 針路は指定の針路から 10 度以内であること。