Flight Simulator で操縦方法を学ぶ


Flight Simulator のフライング レッスンで操縦を学ぶのは簡単です。一連のステップに沿って進めていけばよいのです。ご自分のペースでカリキュラムを進めましょう。何より大事なのは、レッスンを楽しむことです。あなたの飛行教官となるロッド マチャド氏は、レッスンに適度な笑いを盛り込んだユニークな指導方法で、これまでに多くの生徒を育ててきました。

レッスンは、操縦士技能証明の等級に応じて 5 つのカテゴリに分かれています。学習した技能のテストに合格すると、Flight Simulator の操縦士技能証明が授与されます。

  • 訓練操縦士 – 航空機の制御に関する基礎を学習します。
  • 自家用操縦士 – より高度な操縦と航法などの技能を磨きます。
  • 計器飛行操縦士 – 計器だけを頼りに操縦する方法を学習します。
  • 事業用操縦士 – 大型の航空機にステップ アップし、より正確に操縦する技能を学習します。
  • 定期運送用操縦士 (ATP) – これまでに学習した技能の集大成として、ボーイング製ジェット機の操縦方法を学習します。

レッスンの構成

Flight Simulator のフライング レッスンは、読み物形式の講義、対話形式のフライト実習、単独飛行、およびチェックライドで構成されています。

読み物形式の講義

レッスンを開始するには、希望するレッスンのリンクをクリックします。コックピット内で学習する技能の背景にある概念を、ここで読んで理解します。この講義を読んでおくと、レッスンを修了するのも早いでしょう。フライトに向かう準備が整ったら、ページの一番上または一番下にある [このレッスンを開始する] というリンクをクリックします。そして、表示されるブリーフィングを読み、フライト中に発生する事象の詳しい説明と、レッスン修了の合格基準を確認します。[このレッスンを開始する] をクリックすると、レッスンのフライト実習部分が開始します。

対話形式のフライト実習

コックピットでは、初めはロッド マチャド氏が操縦し、レッスンで行おうとしている内容を説明します。マチャド氏の指示と説明を聞きながら、あなたは航空機のさまざまな操縦を実際にやってみることになります。指示どおりに操縦しないと、修正するようにマチャド氏から指摘されます。このとき、画面上に表示されるテキスト メッセージを参照すれば、修正するためにどのように操作すればよいかがわかります。修正が遅れると、このメッセージの色が白から黄色へ、そして赤へと変化します。

マチャド氏がどの計器や操縦装置のことを言っているかがわからない場合は、計器パネル上のアイテムにマウスをポイントしてください。少し待つと、ポイントしたアイテムの上に計器などの名前が表示されます。この方法は、パネル上の各計器の名称を覚えるときにも便利です。

フライトを終了すると、[フライトの分析] ダイアログ ボックスが表示されます。ここには、レッスンで自分が飛行した経路が、画像で表示され、 さらに練習が必要なポイントを把握するのに役立ちます。また、フライトの開始時に指定された許容範囲内で操縦できたかどうかも確認できます。[フライトの分析] の詳細については、ラーニング センターの「フライトの分析」の記事を参照してください。

レッスン中は、すべてのメニュー項目を使用できるわけではありません。レッスンを受けるにあたって、航空機、環境、または Flight Simulator の設定に変更を加える必要はありません。同様に、レッスンの機能によっては仮想コックピットでは利用できないものもあります。表示ウィンドウのモードは、レッスンの開始から終了まで 2D コックピットのままにしておくことをお勧めします。

単独飛行

単独飛行では、各カテゴリの最後に実施されるテストに合格するために必要な技能を磨くことができます。単独飛行の開始方法は、対話形式のレッスンと同じです。フライトによっては、練習する技能についての詳しい情報が開始前に表示されるミニ レッスンのようなものです。それ以外の単独飛行では、フライトの条件と目標のみが表示されます。 どちらの場合も、単独飛行には特に制限は設けられていないので、納得いくまで練習を繰り返すことが可能です。単独飛行を終了するには、Esc キーを押します。

チェックライド

操縦技能が身に付いたことを試験官の前で実証する準備が整ったら、チェックライドを開始します。このフライトでは、指導を受けることは一切ありません。試験官は、フライト前のブリーフィングに示されている基準に従って、フライト全体をとおしてあなたの操縦技能を評価します。フライトの中で、試験官がチェックする場所はあらかじめ決められています。そこでは、試験官はあなたの操縦技能がブリーフィングに示されている許容範囲内であるかどうかを判定します。許容範囲を超えてしまった場合は、もう少し練習してから再度チェックライドを受けるようにと試験官が通知します。その時点で、フライトを終了する場合は Esc キーを押してください。1 つのセクションの飛行に合格したら、指示に従ってフライトの次のセクションを飛行します。チェックライドに合格すると技能証明が授与されます。印刷して額に入れ、壁に掛けるのもよいでしょう。

その他の楽しみ

自分に必要なレッスンとチェックライドを終えたら、ミッションのフライトに挑戦してみてください。新たに身に付けた技能を試す絶好の機会です。わずか数分間の短いながらも印象的なものから、何時間にも及ぶリアルなものまで、さまざまな空の旅を体験することができます。